内容を覚えていない=読書は何の役にも立ってない?
「読んだら忘れない読書術」(樺沢紫苑さん)を読みました。
月20~30冊もの本を読むという樺沢さん。なんとも超人的です。
その樺沢さんのおすすめする読書法がこれでもかと書かれています。
「記憶に残っていないということは、『知識』としてあなたの中に定着していないということ。その読書はあなたの何の役にも立っていない、ということと同じ。」
ああ、正に私のことです。
仕事をしているときは仕事関係の他にも自己啓発本を読み漁ったりしていたのに、今思い出そうとしても悲しいことにタイトルすら全然出てきません…
せっかく読んでいたのに、その時だけ「なるほど」と思って終わったのでは勿体ないですね。
本を読むことは「インプット」ですが、内容を「アウトプット」することによってその本から得た知識が定着するのだそうです。そしてインプットとアウトプットを繰り返すことによって、文章力も鍛えられていくという。
私はブログを書き始めて、自分の文章力の無さにちょっとガッカリしていたところだったので(そのうち書き方に慣れるだろうとは思いつつも)、これはやってみようと思いました。ですので最近は興味のある本を読み漁っています。
この本では、著者が勧める読書の方法、本の選び方、アウトプットの方法が書かれていますので、濃いです。
個人的に気になった点は以下の通り。
・成功している経営者のほとんどが「読書家」である
・「自己成長」が促進され、「考え方」だけではなく、実際に自分の「行動」が変化し、自分をとりまく現実が少しでも良くなるような読書をすべき
・楽しむ読書でなければ「自己成長」は得られない
・本を読んで1週間に3回アウトプットすると記憶に定着する(本を読みながら線を引く・メモする、本の内容を人に話す、SNSでシェアする、レビューを書く)
・「本を読んだ」の定義は「人に内容を説明できること」「本の内容について人と議論できること」
・レビューは翌日以降に書く
・本を読む目的を決める。その本から何を得たいか、学びたいか
・「面白そう」と思って買った本なら買った直後すぐに読み始める
・本を選ぶとき「長所伸展」「短所克服」のどちらを目的にしているのかを明確にする
…気になるポイントが多すぎてまとめられませんでした(汗)。
私は「この本からこれを知ろう」というより「全部読んでみて面白いと思ったところを知識として定着できたらいいな~」というぼんやりとした希望で読書することが多いです。
でも、時間がない中で何とか知識を得ていこうとしたら、ピンポイントで読んでいくことも大事だと思いました。
とりあえずインプット・アウトプットを繰り返してみます。