無敵の思考とは
「無敵の思考 誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21」(ひろゆきさん)を読んでみました。
ひろゆき(西村博之)さんといえば元2ちゃんねるの管理人、というくらいしか知りませんが、どんな人なんだろう?と興味がありました。
全体を読んでみた感想は、ひろゆきさん自身が自分の考え方に自信を持っていて、その通りに行動している人なんだな、ということくらいでしょうか。
周りに流されることなく自分軸で生きている、というか。
「自分を嫌いにならないためのルール」を作ってその通りに生きていくという表現が面白いです。
個人的にポイントかなと思った点。
・「自信がある人」のほうが人生は楽しい
・楽しさや幸せを「お金を使うことで感じる人」は一生幸せになれない
・自分の選択は自分の「好き」に準じている、自分を嫌いになるようなことはしない
・嫌なものも「どこまで嫌いか」試す
・ロシアの「なるべくラクをしよう」「最小限の労力で成果をあげよう」という姿勢は学ぶべきことが多い
・バカは「自分にごほうび」をする
とにかく自分の心身・状況を100%正当化しているような印象を受けました。
正当化という単語にはあまりいいイメージがありませんが、それは「良い面を見る」「『ある』ということにフォーカスする」ということでもあります。
自己嫌悪ばかりしていると幸せが感じられなくなってきてしまいますので、何でも正当化してみるのも幸せへの近道なのかなと思いました。
あとは、自分へのごほうびは「損失」 という考え方。面白いです。
仕事をしているとき、よく帰りにコンビニによって甘い物を買ったりしていましたが、精神的にはストレス解消のつもりだったけど、経済的にみたらただの損失だよな…と反省。しかも後で食べたことを後悔したりすると結局精神的に良くないという。
精神的なお金の使い方をやめると意外とお金の使い道がない、というのは納得しました。
幸せになるための思考について知りたい方におすすめの本です。